Ridge Vineyards(リッジ・ヴィンヤーズ)

リッジ・ヴィンヤーズ Ridge Vineyards

ワインの歴史を動かした米仏ブラインドテイスティング対決「パリスの審判(パリテイスティング)」で1976年に5位、1986年に2位、2006年には優勝を獲得。更にワインアドヴォケイト誌で、ロバート・パーカーによる100点満点を過去3回も獲得したカリフォルニア・カベルネ・ソーヴィニョンの最高峰リッジ・ヴィンヤーズRidge Vineyardsが辿った栄光の軌跡をご紹介!
貴重なバックヴィンテージのテイスティング・レポートもあわせてお届けします。

Ridge Vineyardsについて ~リッジ・モンテベロの誕生

Osea Perrone

参照元:ridgewine.com

1885年、サンフランシスコのイタリア人医師オセア・ペローネOsea Perroneがカリフォルニア州サンタ・クルーズ・マウンテンにあるモンテベロ・リッジに180エーカーの土地を購入し、ブドウを植えた事が始まりです。

1892年にはファーストヴィンテージ「モンテベロ」を完成させます。ワイナリーは山の斜面を掘って建設されており、標高は2,600フィートの高台にあります。この周辺の畑は「アッパー・ヴィンヤード」と呼ばれていました。

1940年代になると、スタンフォード出身の神学者ウィリアム・ショートが、オセア・ペローネの畑(モンテベロ)のすぐ下にあったワイナリーとブドウ畑を購入します。

そして、カベルネ・ソーヴィニョンを植え直し、この周辺の畑はアッパー・ヴィンヤードに対してミドル・ヴィンヤードと位置付けられ、 後にトーレ・ランチTorre Ranchと呼ばれるようになりました。

Dave Bennion and his three partners

参照元:ridgewine.com

1959年、ウィリアム・ショートから畑を購入し、新しい所有者となった4人のスタンフォード研究所の研究員(Dave Bennion他3名)は、その自社畑でカベルネ・ソーヴィニョンを造り始め、そのあまりにも優れた出来に自信を持ち、1962年の収穫に間に合うよう、ワイナリーを再設立しました。

この時、オセア・ペローネのブドウ園を買い取った事により、2つの場所(アッパーとミドル)がリッジワイナリーとして統合されました。こうして、リッジ・モンテベロ・カベルネ・ソーヴィニョンが正式に(商業用として)誕生します。

Evelyn and Leo Trentadue

トレンタデュー夫妻
参照元:trentadue.com

1964年になると、山の斜面を下ったところにあった小さな畑から収穫されるジンファンデルでワインをリリースします。

1966年にはリッジの創立者達にモンテベロ・ワイナリーを売却した人物であるトレンタデュー夫妻が、ソノマ郡アレキサンダー・バレーに保有しているトレンタデュー・ワイナリーの自社畑(ガイザーヴィル)からジンファンデルを仕入れてリリース。

並外れた果実品質への拘りを持つトレンタデュー夫妻が栽培するジンファンデルからは、非常に品質の高いワインが造られました。
これがRidge Vineyards Geyserville Zinfandelのファーストヴィンテージになります。

Paul Draper

Paul Draper
参照元:ridgewine.com

1969年にはカリフォルニアで最も尊敬され、影響力のあるワインメーカーの一人であるポール・ドレイパー Paul Draperを共同経営者として迎え入れました。

彼のワイン造りにおける信念は、発酵のために天然酵母に拘り、安定剤として最小限の二酸化硫黄を使用するといった昔ながらのスタイルでした。

ポール・ドレイパーの参画でワインの一貫した品質と国際的な評判が確立されました。

シャトー・ラトゥールの元ディレクターであったハリー・ウォーがリッジを訪れ、1959年のリッジ・モンテベロを試飲して、「カリフォルニアのシャトー・ラトゥール」と形容した程クオリティの高い、長期熟成型のカベルネ・ソーヴィニョンとなっていました。

リッジ・ヴィンヤーズでは生産量の大半がカベルネ・ソーヴィニョンとジンファンデルですが、その他にシラー、グルナッシュ、カリニャン、プティシラー(プチシラー)、シャルドネも生産しています。

リッジ・ヴィンヤーズが迎えた転機

Jadgement of Paris Ridge Monte Bello

参照元:sipswooshspit.com

1976年、アメリカ独立200周年を記念してフランス・パリでワインショップとワインスクールを経営していたイギリス人Steven Spurrierスティーヴン・スパリュアの主催で、米仏ブラインドテイスティング対決を開催(パリテイスティング、パリスの審判)。

赤はカベルネ・ソーヴィニョン、白はシャルドネを指定。審査員はフランスでも名高いワインの専門家達でした。結果はこれまでフランス一強のワイン史を覆す結果となりました。赤白とも1位を獲得したのはアメリカのワインだったのです。この時、リッジ・モンテベロは5位に入賞し、世界的にその名が知れ渡る事になります。

そして、10年後の1986年、フランス側から「フランスのワインは熟成して初めて真価を発揮する!」とのクレームが付き、1976年の対戦と同じヴィンテージを10年後の1986年に再度赤部門のみブラインドテイスティング対決する「パリテイスティング・リターンマッチ」が開催されました。結果はまたもやアメリカのワインが1位を獲得。

この時、リッジ・モンテベロは2位に入賞しました。こうして、フランスのワインは熟成する事で真価を発揮するというクレームは一蹴されたのです。

対決はまだ続きます。パリテイスティング30周年記念の2006年に、またもや赤ワイン部門のみ当時と同じヴィンテージで再々戦が開催されました。

フランス・ボルドーのワインは30年経過するとピークに差し掛かるとの事で、今度こそフランス勢の真価が発揮されるという予想の中、驚愕の結果が待ち受けていました。なんと1位から5位までアメリカのワインが独占するという結果になったのです。

そして、この大会で1位に輝いたワインこそがリッジ・モンテベロでした。2位に大きく差をつけた文句無しの圧勝でした。その時の順位詳細は次の通りです。
※括弧内は点数

パリテイスティング30周年記念(2006年)
1位.(米) Ridge Monte Bello 1971 (137 points)
2位.(米) Stag’s Leap Wine Cellars 1973 (119 points)
3位.(米) Heitz Cellars 1970 (112 points)
4位.(米) Mayacamas 1971 (112 points)
5位.(米) Clos Du Val 1972 (106 points)
6位.(仏) Chateau Mouton Rothschild 1970 (105 points)
7位.(仏) Chateau Montrose 1970 (92 points)
8位.(仏) Chateau Haut Brion 1970 (82 points)
9位.(仏) Chateau Leoville Las Cases 1971 (66 points)
10位.(米) Freemark Abbey 1969 (59 points)

※パリテイスティングの詳細は当サイト「世紀の大事件パリテイスティング」を参照してください。

1976年のパリテイスティングでの好成績が、リッジ・モンテベロを世界中に知らしめる事になり、これが転機となってリッジ・ヴィンヤーズは躍進を続けます。

1986年に日本の企業である大塚製薬株式会社が、リッジ・ヴィンヤーズを傘下に収めました。ポール・ドレイパーは、購入後まもなくCEOに指名され、リッジ・ヴィンヤーズを最高のものにするという任務を与えられました。

ポール・ドレイパーの指揮の下、リッジ・ヴィンヤーズは自由と財源を拡大し、更に成長を加速させていきました。

1990年になるとソノマ郡アレキサンダー・バレーでトレンタデュー夫妻が保有しているガイザーヴィルのウィットン農園に関して、32年のリース契約を締結(その後、2016年に購入)

更に、1991年にはソノマ郡ドライ・クリーク・バレーDry Creek Valley AVAのリットン・スプリングスLytton Springsブドウ園を購入しました。

※ただし、リットン・スプリングスのファーストヴィンテージは買いブドウで造られました。こうして、リッジ・ヴィンヤーズは、モンテベロとリットン・スプリングスの両方でワインを生産し、運営しました。

Ridge Vineyardsのワインが造られる6つの畑

現在、日本で取り扱いのあるシリーズは6つの畑から造られたワインになります。なお、本家アメリカではこれに加えて12種類の畑があり、計18種類の取り扱いがあります。

アメリカでのみ取り扱われている12種類の畑に関しては、主にジンファンデルを栽培している畑となっており、現地限定のワイン(主にジンファンデル)が造られる畑となっています。

Central Coast

Santa Clara(サンタ・クララ郡) 

Monte Belloモンテベロ
Monte Bello

参照元:ridgewine.com

太平洋からわずか15マイルに位置するモンテベロのブドウ園は、カリフォルニアで最も涼しいカベルネ・ソーヴィニョン生産地域であるサンタ・クルーズ・マウンテンズAVAの海抜1300フィートから2700フィートにあります。

土壌はカベルネ・ソーヴィニョン産地では珍しい石灰岩です。標高、涼しい気候、独特な土壌の組み合わせにより、完璧なバランスと高い熟成能力を持つ、ミネラルを備えたワインが生まれます。

モンテベロではカベルネ・ソーヴィニョンの栽培が主流ですが、若干のシャルドネも栽培されており、毎年生産されるエステート・シャルドネと、優れた年にのみ造られる白のモンテベロ・シャルドネがリリースされます。

また、山頂にはモンテベロの畑に囲まれるようにワイナリーとテイスティングルームがあり、予約をすることで訪問可能となっています。

San Luis Obispo(サンルイスオビスポ郡)

Paso Roblesパソ・ロブレス
Paso Robles

参照元:ridgewine.jp

サンフランシスコベイエリアの南にあり、リッジが唯一、ブドウを購入している畑(ベニート・ドゥージー・ヴィンヤード)です。

1920年代にイタリアから移民してきたDusi Familyが所有し、当初から徹底したケアでジンファンデルが栽培されています。岩の多い砂利質の土壌と寒暖差の大きい気候から、上品質のジンファンデルが生産されます。

またこの畑では、乾燥していて、日照量の多い南仏やスペインで採用されている「株仕立て」でブドウを栽培しています。

North Coast

RIDGE Sonoma County Vineyards

参照元:ridgewine.com

Sonoma(ソノマ郡)

Lytton Springsリットン・スプリングス

ヒールズバーグの北側で、ドライ・クリーク・バレーとアレキサンダー・バレーを隔てる緩やかな丘陵地帯にあるリットン・スプリングスでは、朝には霧がかかり、昼には日照量が増え気温が上昇。夕方から吹くそよ風で土壌が徐々に冷却されていきます。土壌は砂利を含んだ粘土質土壌で、酸とタンニンがしっかりした理想的なジンファンデルのワインが造られます。

リゾート開発を手掛けていたウィリアム・リットン大佐が所有していた土地であった事から、リットン・スプリングスの名前が付けられました。
ジンファンデルの他にプティシラー(プチシラー)、カリニャン、ムールヴェードル、グルナッシュも混植されています。

Geyserville ガイザーヴィル

ガイザーヴィルはアレキサンダー・バレーにトレンタデュー家が所有する畑で、気候は日照量が多く気温が高い特徴がありますが、夕方のそよ風と朝霧がそれを緩和し、絶妙なバランスを保っています。

土壌は砂利質のローム土壌で大きな岩が混ざっており、これが水捌けの良さと、適度な熱の保持を実現し、ワインに独特のミネラル感を与えます。

また、ガイザーヴィルの畑にはリッジが関与する畑の中で最も古いブドウ樹が植えられており、他では真似できない複雑さと豊かな風味をもたらします。

ガイザーヴィルは、ジンファンデルが主体で補完品種としてカリニャン、プティシラー(プチシラー)、カリニャン、ムールヴェードルをブレンドして造られます。

East Bench イースト・ベンチ

ヒールズバーグの北、ドライ・クリーク・バレー最東端に位置するイースト・ベンチは、2000年に植えられたリッジ・ヴィンヤーズの中でも最も新しい畑です。
2006年のファーストヴィンテージ以来、100%ジンファンデルの単一畑としてリリースを続けています。

土壌は鉄分を多く含む赤い土でジンファンデルの栽培に最適とされており、独特の風味と複雑性を備えた高品質のワインが生み出されます。

Pagani Ranch パガニ・ランチ

ケンウッドの町の近くのなだらかな丘にあるパガニ・ランチは、主に樹齢100年以上のブドウ樹で構成される数少ないブドウ園の1つです。

ジンファンデルとプティシラー(プチシラー)が主体ですが、補助品種としてムールヴェードル、アリカンテ・ブーシェも栽培されています。

気候はガイザーヴィルやリットン・スプリングスよりも涼しく、土壌は砂利質の粘土ロームの混合物であるこの畑からは、風味が豊かで凝縮感のあるワインが造られます。
この土地は1880年代後半にイタリアからの移民フェリーチェ・パガーニが購入した事が名前の由来となっています。

アメリカで取り扱いのあるその他の畑

上記の他にアメリカで取り扱いのある畑はBlasi、Boatman、Buchignani Ranch、Carmichael、Hooker Creek、Mazzoni、Ponzo、York Creek、Guadagni、Demostene Ranch、Wild Cattle Creek、Botticelliがあり、これらは主にジンファンデルを栽培し、現地ワイナリーでしか買えず、メンバー専用ワイン等の国外へ輸出していないワインになります。

リリースワイン一覧

カベルネ・ソーヴィニョン

モンテベロ Monte Bello
MONTE BELLO 2007石灰岩土壌と冷涼な気候から質の高いミネラル感を生み出すリッジ・ヴィンヤーズのフラッグシップカベルネ・ソーヴィニョンブレンド。
カベルネ・ソーヴィニョン・エステート Cabernet Sauvignon Estate
CABERNET SAUVIGNON ESTATE 2014モンテベロの畑で収穫されたブドウの内、モンテベロとして使われなかったブドウで造られたカベルネ・ソーヴィニョンブレンドのワイン。

ジンファンデル

リットン・スプリングス Lytton Springs
LYTTON SPRINGS 2016ガイザーヴィルと並んでリッジ・ヴィンヤーズ・ジンファンデルの代名詞。独特の凝縮感が特徴的なジンファンデル主体のブレンド。
ガイザーヴィル Geyserville
GEYSERVILLE 2016リットン・スプリングスと並んでリッジ・ヴィンヤーズ・ジンファンデルの代名詞。複雑な風味が特徴的なジンファンデル主体のブレンド。
ジンファンデル・イースト・ベンチ Zinfandel East Bench
EAST BENCH ZINFANDEL 2016リットン・スプリングスに隣接する100%ジンファンデルのワイン。鉄分豊富な赤土から栽培されるブドウのワインには独特の複雑味があります。
ジンファンデル・パソ・ロブレス Zinfandel Paso Robles
PASO ROBLES ZINFANDEL 2016樹齢100年近いブドウ樹から栽培され、全て人の手で収穫されるジンファンデル100%のワインには華やかな果実の香りが溢れます。

シャルドネ

シャルドネ・モンテベロ Chardonnay Monte Bello
MONTE BELLO CHARDONNAY 2013石灰岩土壌と冷涼な気候から質の高い酸味とミネラル感を生み出すシャルドネが造られます。15年程度は熟成が可能なシャルドネです。
シャルドネ・エステート Chardonnay Estate
CHARDONNAY ESTATE 2017モンテベロの畑で収穫されたブドウの内、モンテベロとして使われなかったブドウで造られたシャルドネ。ブドウが良い年のみモンテベロとエステートに分けられる。

輝かしいリッジ・ヴィンヤーズの功績

Decanter Man of the Year 2000

参照元:ridgewine.com

歴代アメリカ大統領の晩餐会等で幾度となくリッジが採用されておりますが、日本でも2008年に福田康夫総理体制で開催された洞爺湖サミットで、ジョージ・W・ブッシュ大統領が出席した際にリッジ・モンテベロ1997が採用されました。ここでは、その他のリッジ・ヴィンヤーズが残した数々の功績をご紹介します。

2000年 ワイン業界でその年に最も功績のあった人物を選ぶ英国デカンター誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」にポール・ドレイパーが選出。デカンター誌の表紙を飾りました。

2006年 パリテイスティング再々戦でリッジ・モンテベロが優勝

2013年 世界中のワイン醸造家と過去の受賞者が選ぶ「ワインメーカーズ・ワインメーカー賞」にCEO兼最高醸造責任者であったポール・ドレイパーが、マスター・オブ・ワイン協会とThe Drinks Business誌から贈られました。

2017年 リッジ・モンテベロがロバート・パーカー監修ワインアドヴォケイトにより暫定100点を獲得。過去に1974年、1992年、2013年でも100点満点を獲得しています。

リッジ・ヴィンヤーズのその後

10年以上にわたってエステートのブドウ園を環境にやさしい方法で栽培し、新しい有機処理を5年間実験した後、2008年にオーガニック農法への移行を開始しました。

これは、ブドウ園での合成化学物質の使用を控えるというもので、2017年7月の時点で、モンテベロ、リットン・スプリングス、ガイザーヴィル、イースト・ベンチのブドウ園はオーガニック認定を受けています。

2016年、ポール・ドレイパーは、ワインメーカーとして47年間働いた後、80歳でリッジ・ヴィンヤーズを退職します。
フランスのようにブドウ畑の名前と品種をラベルに記載して、それがワインの名前になるというスタイルをカリフォルニアで確立した第1人者でした。

また、高品質で長期熟成型のジンファンデルを造る第1人者でもありました。更に1976年、1986年、2006年の3回のパリ・ブラインドテイスティングにおけるリッジ・モンテベロの好成績は、ポール・ドレイパーの功績と言っても過言ではありません。なお、ポール・ドレイパーは業務の移行を監督するために、取締役会の会長を務め続けます。

David Gates、Eric Baugher、Paul Draper、John Olney

左からDavid Gates、Eric Baugher、Paul Draper、John Olney
参照元:decanter.com

現在、リッジ・ヴィンヤーズは、1998年にゼネラルマネージャーとして入社し、7年間社長兼最高執行責任者を務めたMark VernonをCEOとし、COO兼モンテベロ・ワイナリー醸造責任者Eric Baugher、COO兼リットン・スプリングス・ワイナリー醸造責任者John Olney、栽培担当上席副社長David Gatesの運営体制で今も変わらず高品質長期熟成型のカベルネ・ソーヴィニョン、ジンファンデルを中心としたワインを造り続けています。

テイスティング・レポート

Ridge Monte Bello1981 vs Ridge SANTA CRUZ MOUNTAINS CABERNET 1996
2020年3月4日

リッジのフラッグシップ「モンテベロ」と同じモンテベロの畑で収穫された「モンテベロ」で使わないブドウで造られるサンタクルーズマウンテン・カベルネの飲み比べ。

モンテベロは約40年の熟成にもかかわらず、色合いに酸化熟成のニュアンスがさほど反映されていない。香りはブラックチェリーと干しプラム、オレンジの皮のニュアンスも若干取れる。

カベルネ・ソーヴィニョン特有の杉や針葉樹の香りも多少取れる。このヴィンテージにして豊かな果実味があり、長く続く酸が特徴的。タンニンは溶け込んでおり、全体的に別次元のボルドーブレンドを演出している。見事でした!

サンタクルーズマウンテン・カベルネは、香りはラズベリー、ブラックチェリーのニュアンスがあり、甘い香りがある。若干ではあるが黒胡椒の印象もあるが、モンテベロと比べると全体的に香りが弱い。
味わいはモンテベロよりも果実味が弱く、酸味は長続きしない。タンニンはやや強め。私見ではモンテベロのセカンド的な印象は拭えない。

この比較テイスティングではフラッグシップのモンテベロが別次元のレベルであったという事が証明されました。

Ridge Monte Bello1981 vs Ridge SANTA CRUZ MOUNTAINS CABERNET 1996
リッジ・ヴィンヤーズ・モンテベロ 2006の購入はこちら
リッジ・ヴィンヤーズ・モンテベロ 2015の購入はこちら
リッジ・ヴィンヤーズ・ガイザーヴィル ジンファンデル 2017の購入はこちら
カリフォルニアワインについて

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