Freeman Winery(フリーマン・ワイナリー)

フリーマン・ワイナリーFreeman Winery

2015年に米国ホワイトハウスで開催され、安倍総理も招かれたオバマ大統領の公式晩餐会でFreeman Chardonnay Ryo-fu「涼風」が採用され、一躍脚光を浴びた日本人女性醸造家によるワイナリー「フリーマン・ワイナリーFreeman Winery」の魅力をお届けします。

また、貴重なバックヴィンテージのテイスティング・レポートも併せて公開!

フリーマン・ワイナリーについて

1985年9月、大学を卒業したばかりのケン・フリーマンは、ニューイングランドからカリブ海に向かう客船のスタッフとして働き始めました。

途中、大きなハリケーン(ハリケーン・グロリア)の影響で一時的に航海を止め、乗客と乗組員はニューヨーク州ラーチモントに着陸して、パーティーに参加する事になりました。そこで、シャネルのドレスを纏った日本人の女性と出会います。その女性こそが後に妻となるアキコでした。

東京生まれのアキコは、著名な教授である祖父から美術鑑賞を教わっていた事もあり、米国へ留学。スタンフォード大学で美術史の修士号を取得しました。

ケン・フリーマンと妻アキコ

参照元:uncorked.co.uk

ケンとアキコは、エレガントなスタイルのブルゴーニュワインを好むという点で意気投合し、5年後に結婚しました。結婚後、夫妻はヨーロッパの有名なレストランやワイナリーを数多く訪れているうちに、いつの日か自分のブドウ畑を所有する事を夢見るようになっていました。

そして、10年後ケンが働いていたエンターテインメント企業のストックオプションを資本に、ワイナリーを所有する事を計画します。

Ed Kurtzmanエド・カーツマン

参照元:freemanwinery.com

セバスポトルの西、モンゴメリーロードにある小規模で荒廃した旧ポメロワイナリーが売りに出されている事を知り、購入。

Chalone Estateシャローン・エステートで修業を積み、Testarossa Wineryテスタロッサ・ワイナリー、Fort Ross Vineyardフォート・ロス・ヴィンヤードといった名門ワイナリーのワインメーカーを務め、当時ピノノワールの造り手として評価されていたEd Kurtzmanエド・カーツマンをワインメーカーに招き、2001年にソノマのロシアン・リバー・ヴァレーで、ブルゴーニュスタイルのワインを造る彼らの挑戦が始まりました。
※なんと偶然にも、エド・カーツマンは20年前マサチューセッツ大学でケンと同級生だったそうです。

ロシアン・リバー・ヴァレー(Russian River Valley)
Akiko's Cuvee当初フリーマン・ワイナリーは、Dutton Estate WineryのThomas Road VineyardとMerry Edwards WineryのMeredith Estate Vineyard及びKeefer Ranch Vineyard(Flowers,Failla,Siduri,Red Car等へ供給していた畑)等からの買いブドウでワインを造っていました。

2002年のファーストヴィンテージ以来、エド・カーツマン(ワインメーカー)、アキコ(アシスタント・ワインメーカー)、ケンがそれぞれの樽を味見し、それぞれのお気に入りを選択し、それらを組み合わせて完成させるというのがフリーマン・ワイナリーの慣習となっています。

中でも、アキコのブレンドは、ブラインドでテイスティングをした際に常に高評価であったため、特別にAkiko’s Cuveeと名付けられ販売されるようになりました。

2004年にはワイナリーに隣接する丘の中腹を掘って、ワイン貯蔵用のカーヴを建設しました。現在、このカーヴは訪問可能となっており、予約制でプライベートテイスティングが出来るようです。

2つのエステート・ヴィンヤード(自社畑)

グロリア・エステートFreeman Winery Gloria Estate Russian River
グロリア・エステートFreeman Winery Gloria Estate Russian River

参照元:freemanwinery.com

2005年、かつてリンゴ園だった、フリーマンのカーヴ真上に位置する8エーカーの土地を購入。ロシアン・リバー・ヴァレー最西端の涼しい場所で、太平洋からわずか12マイルに位置します。元の所有者にちなんで付けられた名称ですが、奇しくもケンとアキコを結び付けたハリケーン(ハリケーン・グロリア)の名前でもあります。
ユーキ・エステートFreeman Winery Yu-ki Estate Sonoma Coast
ユーキ・エステートFreeman Winery Yu-ki Estate Sonoma Coast

参照元:freemanwinery.com

2007年、太平洋からわずか5マイル、オクシデンタルの町の上にある標高1,000フィートに位置する、地形の険しい土地(元羊牧場)を購入。

アキコの甥の名にちなんでユーキ・エステートと名付けられました。気候は寒く、風が強いため、比類のない洗練されたエレガントなワインが造られます。

輝かしいFreeman Wineryの実績

領の公式晩餐会のメニュー表

参照元:lipstickalley.com

フリーマン・ワイナリーがリリースするシャルドネ、ピノノワールは、これまでに数多くの表彰及び採用実績を持っていますが、ここでは主な4つの実績をご紹介します。

2015年4月28日に米国ホワイトハウスで開かれた、オバマ大統領の公式晩餐会に日本の安倍晋三首相と昭恵夫人が招かれました。

料理の鉄人でお馴染みの森本正治がゲストシェフとして参加したこのディナーで、Freeman Vineyards & Winery Ryo-fu 「涼風」Chardonnay 2013が採用されるという快挙を成し遂げました。
ちなみに、乾杯で採用されたのは日本が誇る「獺祭23」でした。

2006年ニューヨーク・タイムズ誌のシャルドネ企画において、4つ星評価中3つ星を獲得したのがFreeman Sonoma Coast Heintz Ranch 2003でした。

2011年ワインスペクテーターが選ぶトップ100ワインに、フリーマン ソノマコースト ピノノワール2009が選出されました。

2012年フード・アンド・ワイン誌の世界トップ30ピノノワールにおいて、フリーマン ソノマコースト ピノノワール2006が選出されました。

【その他実績一覧はコチラ】
Articles – Freeman Winery

フリーマン・ワイナリーの現在

フリーマン・ワイナリーの現在

参照元:freemanwinery.com

現在、フリーマンでは、ケンがワイナリーを監督・指揮し、エド・カーツマンがコンサルティング・ワインメーカーとしてサポートに入り、アキコがワインメーカーとして舵取りをしています。

そして、今も変わらず、ブルゴーニュのスタイルを見本とした、優雅で洗練されたピノノワールとシャルドネを、カリフォルニアの地で造り続けるという信念を持ち続けています。

テイスティング・レポート

涼風 シャルドネ 2016 Ryo-fu Chardonnay
2019年12月18日

カリフォルニアのシャルドネでは珍しいパッションフルーツの香りが強く、洋ナシ、青リンゴのニュアンスも取れる。所謂、樽やバターの香りが強過ぎない。酸味が爽やかで細長く持続する。その名の通り「涼風」を感じる。

ユーキ・エステート 2016 Yuk-Ki Estate Pinot Noir
2019年12月18日

カリフォルニアのピノノワールに多いオレンジの皮の香りが印象的。味わいはやや林床やキノコのニュアンスが感じられ、酸味が上品。

グロリア・エステート 2013 Gloria Estate Pinot Noir
2019年12月18日

ピノノワールではあるがブラックチェリーの香りが取れ、若干チョコレートのニュアンスも取れる。何より特徴的なのは、しなやかなタンニンがあり、酸味はシッカリ感じられるが滑らかで心地よいという点。

フリーマン テイスティングレポート
フリーマン シャルドネ 涼風 2017の購入はこちら
フリーマン ピノノワール グロリア・エステート(輝) 2016の購入はこちら
フリーマン ピノノワール アキコズキュヴェ 2015の購入はこちら
カリフォルニアワインについて

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